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岩石・鉱物学教育研究分野

教員

市山 祐司(准教授) 地殻~マントル構成岩の岩石学的・地球化学的研究による地球深部プロセスの解明
古川 登(助教) 高温高圧実験による鉱物生成反応の解析

研究・教育内容

岩石圏を構成する鉱物・岩石には、その生成や変化の過程に関する記録が保存されています。それをさまざまな手法を用いて解読することによって火山の噴火現象や、深成-変成作用によるマグマの生成と固結過程、地殻の発達、岩石と水との相互作用など多様な現象とそのダイナミックな過程を解明し、固体地球表層部付近における物質の循環機構や物質進化を包括的に理解することに力を注いでいます。

具体的には、岩石や鉱物の挙動を支配する物理化学の基礎理論の学習とともに、野外においては地質調査や試料の採集、室内においては試料薄片の偏光顕微鏡や電子顕微鏡による観察、各種の機器による成分分析、高温・高圧発生装置による人工的な岩石・鉱物の生成や融解の実験などをおこなっています。

 

Volcano

三宅島火山の2000年の噴火で形成された直径1.6 kmにおよぶカルデラ(2001年7月9日撮影)

 

Volcaniclastics

三宅島北東部に見られる、溶岩、スコリア(黒い軽石)、火山灰などの火山噴出物の積み重なり(1996年11月撮影)

 

Volcaniclastics Composition

マグマの化学組成の時代変化を示す、三宅島火山噴出物の化学組成の年代変化

 

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