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「過去と現在の海洋構造と循環-乱流・モデリング・プロキシ-」(千葉大学テニュアトラック部会支援セミナー)
概要:地質学的試料に基づく古海洋復元の研究では,復元する時間スケールが現世海洋での観測可能なスケールよりはるかに長く,諸現象の基礎理解に加え,長期的な変動についても知識が必要である.しかし,地球科学の学生が現世海洋学,特に物理的な構造や循環を学ぶ機会は限られているうえ,モデリングのような異なる時間スケールでも統一的に扱える手法について触れる機会も少ない.本セミナーでは,現世海洋学(物理現象),古海洋学(古海洋循環),現世と古海洋に共通するモデリングを活用して研究する3名の研究者の方々をお招きする.「海洋構造・循環」をキーワードに,それぞれの観点からご講演いただくことで,海洋・古海洋の時空間的な理解を深め,特にこれから研究を始める学部生・大学院生にとっての向学の場としたい.◆ 開催日時:2023年3月8日(水) 13:00-16:50
◆ 開催地: オンライン(zoom)
◆ 対象者:どなたでも(学生,若手研究者向けをイメージしてご講演いただく予定です)
◆ 講演プログラム
13:00〜13:05 趣旨説明
13:05〜14:15 田中雄大先生(水産研究・教育機構 ・ 研究員)
「海洋の物理構造と乱流」
14:15〜15:25 三角和弘先生(電力中央研究所 ・ 上席研究員)
「海洋元素循環モデリング」
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:45 岡崎裕典先生(九州大学 ・ 准教授)
「プロキシに基づく古海洋循環復元」
16:45〜16:50 閉会
◆申込URL:https://forms.gle/sP5pKnKdMMLcYfRh7
<問合せ先>
千葉大学大学院理学研究院 地球科学研究部門 高木悠花
043-290-2830
E-mail : htakagi@chiba-u.jp