海洋性プレート・海洋地殻の形成過程と発達過程に関する研究を行っています。研究航海に参加して、海底地形・地磁気・重力など地球物理学データを取得しています。主な研究対象海域は太平洋とインド洋です。具体的な研究内容は下記のとおりです。
１．西太平洋
1-1.中生代における太平洋プレートで起こった様々な出来事に関する研究
マニヒキ海台の形成過程
オントンジャワ海台の形成過程
シャツキーライズの形成過程
納沙布断裂帯の発達過程
北海道トラフの発達過程

1-2.西太平洋の海溝に沈み込む海洋底の地形的特徴
日本海溝、房総海溝三重点
中部マリアナ海溝、チャレンジャー海淵（南部マリアナ海溝）

２．インド洋
2-1.アデン湾の中央海嶺の活動史
2-2.ロドリゲス海嶺三重点の活動史


[写真の説明：タヒチ島パペーテ港入港中の研究船白鳳丸（海洋研究開発機構） ]