Home >> 研究プロジェクト >> 研究テーマ >> 電磁気学的な手法による地殻活動監視システムに関する研究
大気圏擾乱 (VHF帯電波の利用)
VHF帯電波干渉計を用いた地震に関連する大気圏擾乱の観測学的研究
▼研究目的
見通し外VHF帯局電波の異常伝搬について送信局−受信点間の伝搬経路付近で発生した地震(M≧4.8)と地震前5日以内の 大気擾乱の発生には相関があることがわかっている。しかし、従来の観測では見通し外電波の散乱場所を推定できない。 そこで我々は、見通し外VHF帯電波の到来方位を精度良く求めるためにVHF帯電波干渉計システムを構築し、VHF帯の電波 伝搬異常と地震前駆的な大気圏擾乱の関係を調査・研究している。
▼観測システム

VHF帯干渉計