温度異常
火山活動に関連する温度異常検知の研究
▼研究目的
火山噴火や地震活動等の地殻変動による被害が世界中から報告されている。
インドネシアや日本には活火山が多数存在する世界有数の火山大国であり、
火山活動の監視は重要である。しかし、地上観測では全ての火山に対応できない。
一方、火山噴火に伴い地表面の温度が上昇することはよく知られており、
地表面温度を高頻度、広域的に観測することが可能ならば、火山の監視手法を確立できる。
そこで、人工衛星に搭載されている赤外線等の熱検知センサデータを用いて噴火に関連する
地表面温度異常の検出に関する研究を行っている。対象はインドネシア地域のメラピ火山や
日本の浅間山等である。また、地震に関する温度異常も報告されており、調査すべき事項である。

浅間山